2012年 02月 21日
卒業制作展 |
プロダクトデザイン系大学と専門学校。
「イス」と「あかり」が卒制の定番なのか?いつもながら多い。どういうわけかもうずいぶんと前からこんな傾向にある。「イス」は何やら家具の中でも特別なステイタスのあるモノらしいし「あかり」は物思う自身を投影できるようなモノらしい。 こういうの全てを認めないわけではない。
面白いと思うもの、キレイと感じるもの(下の写真)もある。 しかし「デザイン」の卒業制作というと少し違和感がある。ロボットのプロダクトデザイン評価プログラムは、どんな空間でどんな使い方でどこが新しいか、作る人使う人にどれだけ利益があるか、それらが美しくまとまっているか、等々を基準に判断するようになっている。なので、これらの多くをブリキのあたまは鑑賞する作品として認識してしまう。プロダクトデザインの対象の多くは道具で、美術館に置かれて「あー美しい」と眺めるようなものではない。生活の中にあってこそ使われてこそで、「わかる」とか「共感する」とかではなく「良い悪い」で評価するのが相応しいように思う。実際、ブリキには「わからない」のもありました…。
余計だが、優れたデザインのプロダクトは、有名美術館より歴史博物館に置かれてこそなのでは。。
「イス」と「あかり」が卒制の定番なのか?いつもながら多い。どういうわけかもうずいぶんと前からこんな傾向にある。「イス」は何やら家具の中でも特別なステイタスのあるモノらしいし「あかり」は物思う自身を投影できるようなモノらしい。
面白いと思うもの、キレイと感じるもの(下の写真)もある。
余計だが、優れたデザインのプロダクトは、有名美術館より歴史博物館に置かれてこそなのでは。。
by sognathus
| 2012-02-21 22:58
| イベント