2011年 07月 09日
デザイン |
三重のパッケージ。
らっきょうには全然及ばないが中身にたどりつくまでにパッケージを三回剥かなければならない。中身とパッケージの区別がらっきょうにはないが…。らっきょうの例えは近頃はわかんないかも。そらまめのさやとまめの大きさのほうが…。これもわからないか?
で、このパッケージ。中に行くにしたがって体積がどんどん小さくなっていく。中身はぱっと見、外箱の40~50%くらいか。
かつてお土産の多くは必要以上に大きなパッケージをまとい、高価に豪華に価値あるもののように見せかけていた。
中でも箱詰めの商品の手法は、外箱の底面の内側に浮かせたもう一つの底面を作り、その上にしなものを置いていた。これを上げ底と言い、見かけだけのを上げ底文化といっていたような記憶がある。他にも、セロファンの細い短冊状のをしなものが埋もれてしまうくらいいっぱい敷き詰めたり、木の葉っぱやら小枝やらを下にいっぱい敷くやり方もあった。
最近上げ底というのはあまり耳にしないので、さすがにそんなハズカしいのはとうの昔に消えていたものと思っていた。ところがどっこい、こんな大手メーカーの商品で伝統の手法は生きていた。まあ、昨日今日気付いたわけではないが…。チョコレートやクッキーのパッケージなんてのも、外箱は大きく個包装には空気をいっぱい詰めてで、いったい中身は外箱の容積の何分の一なんだろうか。けっこう菓子類はこういうのが多く、開けるたびに「少なっ!」と腹をたてている。
今でも地方の土産のパッケージには、少なくはなったが上げ底をまだまだみることができる。でもその多くは昔の流行っていた頃のを使っているだけ。
それに引き替え大手メーカーのは最新のもの。このエコなご時勢に堂々と。パッケージデザイナーはいったい何をやってるんだろう。量的に不満で怒りは買うだろうしゴミは増えるしコストアップになるだろうし。何にもいいとこないのに。
便せん一枚で足りるのに白紙をそえたり、料理の器の中に手の込んだ食べられない飾り物が入っていたりと、なんかめんどくさーい体裁を気にする感覚とも通じている。「和」のこころ!?
輸入品のさりげなく中身の見えるミニマムなパッケージがなんとも清々しい! 価格に不相応なパッケージより中身の充実。容積率を上げて欲しいものです。。
らっきょうには全然及ばないが中身にたどりつくまでにパッケージを三回剥かなければならない。中身とパッケージの区別がらっきょうにはないが…。らっきょうの例えは近頃はわかんないかも。そらまめのさやとまめの大きさのほうが…。これもわからないか?
で、このパッケージ。中に行くにしたがって体積がどんどん小さくなっていく。中身はぱっと見、外箱の40~50%くらいか。
かつてお土産の多くは必要以上に大きなパッケージをまとい、高価に豪華に価値あるもののように見せかけていた。
中でも箱詰めの商品の手法は、外箱の底面の内側に浮かせたもう一つの底面を作り、その上にしなものを置いていた。これを上げ底と言い、見かけだけのを上げ底文化といっていたような記憶がある。他にも、セロファンの細い短冊状のをしなものが埋もれてしまうくらいいっぱい敷き詰めたり、木の葉っぱやら小枝やらを下にいっぱい敷くやり方もあった。
最近上げ底というのはあまり耳にしないので、さすがにそんなハズカしいのはとうの昔に消えていたものと思っていた。ところがどっこい、こんな大手メーカーの商品で伝統の手法は生きていた。まあ、昨日今日気付いたわけではないが…。チョコレートやクッキーのパッケージなんてのも、外箱は大きく個包装には空気をいっぱい詰めてで、いったい中身は外箱の容積の何分の一なんだろうか。けっこう菓子類はこういうのが多く、開けるたびに「少なっ!」と腹をたてている。
今でも地方の土産のパッケージには、少なくはなったが上げ底をまだまだみることができる。でもその多くは昔の流行っていた頃のを使っているだけ。
それに引き替え大手メーカーのは最新のもの。このエコなご時勢に堂々と。パッケージデザイナーはいったい何をやってるんだろう。量的に不満で怒りは買うだろうしゴミは増えるしコストアップになるだろうし。何にもいいとこないのに。
便せん一枚で足りるのに白紙をそえたり、料理の器の中に手の込んだ食べられない飾り物が入っていたりと、なんかめんどくさーい体裁を気にする感覚とも通じている。「和」のこころ!?
輸入品のさりげなく中身の見えるミニマムなパッケージがなんとも清々しい! 価格に不相応なパッケージより中身の充実。容積率を上げて欲しいものです。。
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by SOGNATHUS
| 2011-07-09 18:51
| デザイン